6月7日。

前橋市の空は、真夏のようにまばゆい日差しが朝から降り注いでいました。

この日は、産泰神社で生後3か月の女の子の赤ちゃんのお宮参り撮影をさせていただきました。

境内の石畳は陽の光を集めて、白くやわらかくきらめいています。

木々の葉も陽射しを浴びながら、ひそやかに風を待つように揺れていました。

そんな夏の入り口に、ご家族の笑顔と小さな命のぬくもりがそっと寄り添っていました。

ふわりと風をはらんだ祝着は、やさしい黄色と淡い金色が混ざり合い、光を浴びてきらきらと輝いていました。

それはまるで、陽だまりの中に咲いた一輪のたんぽぽのよう。

赤ちゃんの愛らしい姿に、おじいちゃんもおばあちゃんも自然と頬をゆるめていらっしゃいました。

この日は本当に暑く、赤ちゃんの体調を第一に考えて、木陰をたどるように撮影を進めました。

境内のあちこちを移動しながら、風がすっと通る場所を見つけるたび、カメラを構えます。

赤ちゃんの産毛がそよぐたび、その瞬間を一枚一枚大切に切りとっていきました。

ご祈祷が始まると、張りつめた静けさに驚いたのか、赤ちゃんは大きな声で泣きはじめました。

その泣き声は驚くほど澄んでいて、まるで神様に「ここにいますよ」と伝える挨拶のようにも思えました。

ママは「大丈夫だよ、がんばってね」と優しく抱きしめ、パパもそっと見守っていました。

暑さの中、家族の優しさが空気をすこしやわらかく包んでくれました。

泣くことは、元気に育つ証し。

その声はただの泣き声ではなく、これからの未来へつながる小さな一歩のように思えます。

やわらかい風がふと吹いて、赤ちゃんの涙をそっと乾かしたとき、小さなまつ毛が揺れて、少しだけ笑ったように見えました。

その一瞬を残した写真は、きっとご家族にとって宝物になることでしょう。

お宮参りや七五三撮影は、伊勢崎市や前橋市など群馬県内を中心に出張撮影を承っております。

産泰神社での大切な記念日を、心を込めて撮影いたします。

大きな泣き声は、神様まで届いたかな――

そんな一日を、そっと写真にとじこめて。

ロケーションブリーズは、産泰神社様のホームページ「記念撮影のご案内」にも掲載いただいております。

前橋市・伊勢崎市でお宮参りや七五三撮影をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせを心よりお待ちしております。

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